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2010/09/17 残照
BW前夜祭で盛り上がってる中、半年ぶりにHGSSを上げる作業という。
ちょっと嬉しいことがあって、脳内がHGSSモードに移行したので、BWモードになっちゃう前に、と急いでかき上げました。
以下ちょっと気持ち悪い語り。
ヒビキが「幼なじみ」というスタートから有利なポイントを生かし切れなかったのは、彼自身コトネへの恋心に気づいたのが、コトネが旅立った後なんじゃないかなあ、と最近は考えます。
コトネもヒビキも、とっても仲の良い幼なじみだったからこそ、それで満足していた。
それが、コトネが旅に出て二人にとって初めて訪れた長い別離が、お互いの心境を変えたのではないかと。
ヒビキはコトネへ気持ちが恋だと自覚。一方コトネはワカバタウン(幼なじみ)という狭い世界から新しい世界へ旅立ったことでたくさんのものを得ます。
この辺が、ヒビキのかわいそうなところかなあと思います。コトネの世界が広がったのに対し、ヒビキはコトネが旅立ったあとも「世界=コトネ」のままなんじゃないかと。少し言い過ぎだけど。
で、コトネが好きだと気づいたのと同時に、コトネが自分じゃない誰かを見ていることにも気づいちゃう。
そんなの知りたくなかったから、自分を騙して気づかないふりをすることにしたんだけど、だけどそれじゃあそのうち前にも後にも進めないどんづまりになるのはわかりきったことです。
コトネが'幼なじみ'を続けたいことは、ヒビキもわかっていました。だから、告白(精算)した時に「ごめん」と謝るんです。
ふられることがわかっていても、そうして区切りを付けないと前に進めないから。そのせいで、コトネにも負担をかける。
ヒビキが告白したことで、コトネもまた旅立ちます。
コトネはきっと、待っていてくれたんだと、あと何年かしたらヒビキは気づくでしょう。
幼いなりに恋した結果、うまくはいかなかったけれど、これが経験になってヒビキがもっといい恋ができるといいなーと思います。
というかヒビキくんいつも報われなくてかわいそうですね。いや本当。
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