君を、待っていた。
君を、待っている。
このフレーズはぴくしぶで見てすごく思い入れがあった一言です。
シロガネ山で一人待っているレッド、のイラストはたくさんあってにやにやしてしまいますが、中でも一番心揺さぶられたのがIさんの「君を、待っている」でした。(この言葉自体はあちこちで見かけるのでみなさん同じイメージをレッドに持っているのでしょうか?なんかすごい)
鮮やかな夕日を背負って彼方を見つめているレッドさんを見て、イメージがぶわーって膨らみ一気に書きました。改稿いっぱいしてるうちになんか自信ありげな方向に修正されていきましたが…。なんだ、その、最初の作品から暗いとちょっと申し訳なくて…(レッドさんに)
若くしてチャンピョンに登り詰めた彼が金銀ではどうしてかその座を退き、シロガネ山という辺境でぽつんと佇んでいる。誰かを、何かを待つように。
頂点に立ったのに、あっという間にチャンピョンの座を退いた。その理由は今も誰も知らないし、いたとしてもグリーンだけだと思うのです。そのグリーンもきっと当時は理解できずに責めたりしたかもしれない。
そういうことをぽつりぽつりと考えています。
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