獣の奏者エリン
獣(架空の獣)と人との関係を丁寧に描く、すごい良い作品だと思いますが、私の感想にはカップリングな視点しか書いてません\(^o^)/
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今更40話見たけど(最新45話)なにこれなにこれ、なにこの二人。
イアエリ好きにはたまらん40話。近いんだよ顔が!
この人達、すごいディープな身の上話を、見つめ合って、しかも日が暮れるまでずっとしてるとか…らぶらぶなのはいいですが、部屋で部下たちいっぱい寝てますから。すぐ裏の壁ではキリク先生が盗み聞きしてるし、いつ何か起きないかこっちがはらはらしてしまった。
しかしエリンが誰にも話してなかった自分の身の上話、しかも辛い思い出であるはずのソヨンの最期などをイアルに伝えたということが、二人の信頼の深さを表していてすごくいいなあと思いました。
小さい子供だったエリンのことを、今では「あなた」と呼んでいるのがいいですね。いえ、そんな、鈴村の「あなた」呼びやべぇえええええwwwとか思ってないですょ?
しっかり一人の人間として(女性として)認めて尊敬してるのだと思います。も え!
セ・ザンとして真王の盾となるためだけに育てられた不器用なイアルが、どうやって王獣一直線なエリンとどうやってフラグ立てるんだと思ってましたが、あのシーンはなんかお互いがお互いのことしか見えてないというか、心配は無用だった…。
41話の「ありがとう…」はカイルじゃなくても吹くよ(笑)
そういえばトムラ先輩はもう出ないのかな…。あの人、エリンがいるから学校残ったんでしょ?ww
「カザルムの誓い」では
・「心配するな!お、俺がお前を守ってやるから!」
・上記の突然の告白まがいなセリフに対する(自分への)言い訳↓
・「…お前の面倒見るようにエサル先生から言いつかってるのは俺だからな」
・なんだこのヘタレwww
・誓いに(ユーヤンと並んで)真っ先に立つ
・リランと一緒にいるエリンを、すごく温かな目で見つめるトムラ先輩
・わだかまりなくなって愛しさ100倍みたいな?
と、とんでもなくもえさせてくれたのにあれ以来影が薄すぎて泣いた。それどころか5年も経ったのに未だにアプローチもできてないとか完全にヘタレだ…。夏休みのみやげ渡すだけで王獣一直線なエリンが気づくと思うなよ!?
(というか、王獣一直線なエリンが好きだから何も言えないんだろうなあ)
メモ見たらイアルのこと気にしてたらいいとか残ってました。どんだけトムラ先輩を不憫にさせたいんだ(笑)
竪琴を作りに行ったときにトムラもイアルと遭遇してるんですよね。
どうしてセ・ザンなんかと知り合いなのか、しかもちょっと仲良さそうなのか、あの時は何も聞かなかったけどあとでエリンへの気持ちに気づいたときにめちゃくちゃ気になってごろんごろんしてたら笑う。
「あのセ・ザンとどうして知り合いなんだ…」「今更蒸し返せないじゃないか!」
ついでだからキリク先生についても書いておく。
いかにも怪しい感じのキリクがエリンのことをかぎ回ってることについて教導師見習いトムラは何も思わなかったのかな。牽制してたらもえ…だけどヘタレなトムラ先輩ごときじゃキリクは手に負えないよな…。
5年目以降はすっかり「先生」として馴染んでるし、誰も疑わないのかしら。
キリクはキリクで、王獣に乗って空をかけたエリンを見てほだされかかってると思います。籠から抜け出した(ようにみえた)彼女を、羨ましいという感情もあったんだろうな。結局は掟や真王とのしがらみは解決してないのですが。
しかし「あの子も肉親を目の前で…」というセリフから自分を重ねていることが窺えるので、今後更にキリクはエリンにほだされてゆくと思います。
キリクは一度王都に報告に行きますが、その後カザルムに来たダミヤが、エリンがリランと会話ができ空をかけることが出来る事実を知らなかったところを見ると意図的にこの情報は伏せたのでしょう。利用されるとわかっていたから。これが、キリクの優しさなんじゃないかなあと思います。
リランに乗って真王を助けようとしたエリンを本気で止めたのも、作戦が不意になることよりも本当にエリンのことを心配してたから。舌打ちや悩ましげな表情はそうだと思いたい…。
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