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2010/06/09 ゆきてかえりえぬきざはし
きざはし=階段。
登っていくしかない、後戻りできない。
ただひたすらに進んでいくその段は、はたして上っているか下っているのか。
という思いを込めて付けましたがメモ帳のタイトルは単に「篝火」でした。
いやータイトルって難しい!
幻想水滸伝2/ルク主
のつもりです。つもりですが、カップリング要素は…薄い…。
以下後書き
このネタは今年の初めくらいに考えていたものなのですが、そのときはもっと2主が前向きで強くて男前でした。(ルク主ファンなのに!)
2主は逃亡したこともナナミを死なせてしまったことも後悔していたけれど、「もし」や「かも」では何も変わらない。
逃げても立ち向かっても人が死ぬなら、ともかくも戦争を終わらすしかない。ジョウイを倒したとしても。
そういう悲壮な決意に満ちていたので、ルックは2主に「(運命から)逃げてほしい」という願いを打ち砕かれます。
たぶん、ルックって2主が逃亡したときほっとしたんじゃないでしょうか?
ルックが3で絶望仮面(笑)になってしまったのはやはり坊ちゃんと2主がそれぞれバッドEDを迎えたからではないかと考えています。運命に翻弄され、結局はその運命のままに辛い道のりを歩んだ二人を見ていたからこそ、紋章を(世界を)ぶっ壊そうという考えに至ったのではないかと。
どっちかでもグッドED迎えてたらあんな行動はしないと思うんですよね。人の力が運命に勝つ瞬間を見てるわけですから。特に2主の始まりの紋章なんて顕著。
それが結局は軍に帰ってきて、再び戦の中に(運命の糸の中に)身を置いた2主を見て、そしてナナミが死に、ジョウイを倒し、右手に宿命の呪いを携えたとき、どんなにルックが絶望したことか。
ティントで逃げるとき、仲間が二人ついてきてくれますが、確かルックだけが「逃げるのもいいんじゃない…」と言ってくれます。(あれ、ぼっちゃんもだったかな?)
私はだいたいルックが来てくれるまでロードするのですが(笑)、たまに他の仲間を連れていってみると、すごい!みんな逃げる2主に否定的です。あからさまに反対する人もいます(ついてきてくれるけどっ)
ともかく、ルックが言ってくれた言葉が私の中にも深く残っていたので、それを元にいつか話がかけないかな~と思っていたのでした。
このセリフは私のルック像のかなり根幹を作っていますね。
余談ですが、この話を練るときケルティックアレンジ「みんなの笑顔~108星その後~」をエンドレスリピートしていました。
3のED曲の一部なのですが、これ、この曲たまらないですよ!
明るい曲調の中に、ケルティックの民族風な音で寂しさが表現されていて、戦争が終わり108星が別れていく様がありありと想像できてしまいます。うう、切ない!
アップテンポな曲なのに、どうしてこんなに悲しくなれるのかなあと思います。108星たちがそれぞれの古巣や旅路へ去っていくときも、きっとこんな思いをしたのかもしれませんね。
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